通圓とは
ご挨拶

通圓二十三代当主・通円 亮太郎(つうえん りょうたろう)でございます。

平安時代末から宇治橋の東詰で橋守として住み着き八百五十余年。
通圓は日本で一番初めに茶の商いを始めた店だと思っております。
その昔 京都と奈良の間を行き来するには、宇治川に架かる宇治橋(大化2年架橋)を渡らなければなりませんでした。
通圓は 道行く旅人に 「お茶のみ処」として一服のお茶をふるまい、味わっていただいてまいりました。

通圓は茶どころ宇治で、しかも宇治橋のたもとでお茶という商いをさせていただいたから今まで続いてきたのだと思っております。
日本をはじめ 諸外国でも 人々が日本緑茶を愛し、飲み続けていただいている限り、お茶の文化と伝統をいついつまでも守り続けてゆきたいと願っております。


通圓二十三代当主・通円 亮太郎 

通円茶屋は吉川英治の小説「宮本武蔵」にも出てきますが、創業は平安時代末の永暦元年(西暦1160年)にさかのぼります。